幻のキノコであるメシマコブ
幻のキノコであるメシマコブは、
がんの広がりを抑える効果が高いことで知名度があります。
もともとキノコ類には、そういったがんを抑える効果が
あるのですが、メシマコブの作用は、その中でも群を
抜いているとのことです。
初期のがんの人がメシマコブを使って、
がん細胞をほとんど消滅させるケースもありました。
さらに、末期症状であっても広がるスピードを
抑えるなどして、その症状を和らげる働きがあると
いわれています。
日本では、まだ一般的ではありませんが、
韓国では独自の技術によって、抗がん剤に
使えるよう開発されました。
このメシマコブがなぜ幻と呼ばれているのかは、
現在では天然のメシマコブがほぼ生息していないからなのです。
育つ環境が整わなかったことや、
メシマコブの貴重な効果を知らずに、
除去されたりしたことがその理由でしょう。
これを韓国で栽培することに成功したのは、
大きな成果といえます。メシマコブとは、日本での名称で、
正式には「フェリナス・リンテウス」といいます。
長崎県にある女島で、桑の木にコブがくっついている様を
見たことから、「メシマコブ」と呼ばれるようになったとの
ことです。
この桑の木に生えていることで、
桑の成長を妨げるとして刈り取られてしまったことも、
天然のメシマコブが減ってしまった理由のようです。
現在ではこの効能を重要視して、
できるだけ成長しやすい環境を作り、
天然のメシマコブを増やす働きが行われています。
がんに悩む多くの人が、このメシマコブで少しでも苦痛を
取り除けるようになることを願いたいものですね。
